宿の庭でスリランカ料理を食べてみました。
アーッパと呼ばれるお椀形クレープが特徴的でした。
あとは香辛料の効いた米のスープとピリ辛の野菜ふりかけ?のような物、
定番のマンゴーも大変おいしゅうございました。
食後は本場のセイロンティーを頂きました。
一休みしていると前日のトゥクトゥクのおっさんが宿まで迎えに来ました。
まくしたてられるように出発し、おっさんは俺は良い奴だろ?と連呼していました。
確かに宿の送迎が無料って聞いていたし宿の紹介料も取らないと言っていたので
どうやって生計を立てているんだろう?とは思いました。
バスターミナルの手前で目当てのダンブッラ行きのバスが出発した所だったようでした。
おっさんはUターンして次の停留所まで先回りしてトゥクトゥクを降りるよう促されました。
そこでおっさんはトゥクトゥク料金400ルピーを払えと言いだしました。
観光客価格の一区間100ルピーを4回分と結局は全ての移動が有料だったという話でした。
ここは私がブチ切れたり無視っても問題ない所なのですが、
このおっさんが240円の働きをしていなかったかと思うとなんだか哀れに思えてきたので
言い値の400ルピーを支払いバスに乗り込みました。
ここでおっさんどころではない深刻な事態に気づきました。
珍しく朝食をたらふく食べた挙句にトイレに行っていなかったのです。
案の定、バスに乗って数分後に大をもよおして来ました。
そこから1時間半ほど腹痛の波に何度も下車しようとするも
わけのわからん道端は後々めんどうだと我慢してやりすごしました。
何とかダンブッラの停留所までたどり着き下車すると例の如く客引きが声を掛けて来ました。
もちろん私はトイレに連れて行ってくれと言うと近くのレストランのトイレへ案内してくれました。
用を足して洗面所に行くとその客引きが待ち構えており話し掛けて来ました。
トイレを教えてくれた恩もあり今回はこの人でいいやと決めました。
2000ルピーまででホットシャワー付き、エアコン不要の条件を提示すると該当の安宿に
連れて行ってくれました。
チェックイン後に客引きはUS$25でトゥクトゥク一日貸切せんか?としつこく迫って来ました。
まぁ体調的にも弱っていたしトイレの恩もあったので承諾しました。
とりあえずスリランカで最も興味のあったシーギリヤ遺跡に行って貰いました。
これは圧倒的な存在感。
入口と出口が異なるので出口で待っていると一旦、トゥクトゥクとは別れました。
遺跡入口の所で日本語ガイドはいらないか?と声をかけられましたが断りました。
遺跡に入った所で別の人が2000円で日本語ガイドはいらないか?
と声をかけられましたが断りました。
ここで、ここは日本語ガイドあってもいいなと考えを改めました。
さらに少し進んだ所で別の人が2000円で日本語ガイドはいらないか?
と声をかけられたので2000ルピーでどう?と聞くとOKとのことだったので頼んでみました。
歩き方によるとここの日本語ガイドはライセンス必須とあったのでそれも見せて貰いました。
それが本物かどうかを知るすべはないので気休め程度ですけどね。
登りは大きな岩の隙間を抜けた所から始まります。
ガイドさんは日本語ガイドと言ってたのですが、
結果的には英語が8割、日本語2割ぐらいの会話量でした。
ライオンの足の彫刻。
当初はここを歩いて上るだけくらいに思ってましたが、この時点で9合目ぐらいです。
孤独な王の宮殿ってある意味、ひきこもり界の聖地とも呼べますよね(笑)
トゥクトゥクと合流してダンブッラ寺院に行くよう告げると途中で
アーユルヴェーダをちょっと見て行かないか?と言われたのでOKしました。
見るも何もお客は一人もおらず設備だけ見て帰るのも何なんで
一時間のマッサージUS$30をやってもらう事にしました。
お金を払ってマッサージをしたことなど一度もないので金額が妥当なのかすら分かりません。
最初にお医者さんの検診のような物がありました。
ここに寝てオイルを垂らしておっさんからもみもみとされました。
至って健全なマッサージでした。
ハーブのサウナはこれも一時間かかるとの事だったので今回はやめときました。
マッサージ師の方。
使用後。
ダンブッラ遺跡に行くようトゥクトゥクに告げると途中でオイルショップに寄らないか?
と言われたので興味がないと断ったのですが無視され強引に寄られてしまいました。
私がトゥクトゥクから降りないでいると日本語が堪能な店員が近寄ってきて
買わないでいいので無料で説明だけさせてくれと言われたのでOKしました。
店員が30分くらいかけて一通り宣伝を終えると最初は何もいらないと言っていた私も
ちょっとかわいそうになって来たので紅茶を買いました。
すると店員はわざわざ買い物とは別に説明した労力のチップをくれと平然と要求して来ました。
一番最初に無料だと聞いていた私はイラッとせざるをえなかったのですが
この国はチップの文化があるとも読んでいたので2ドルを渡すと
少ないのでもっとくれと言ってきたのでもう1ドル渡しました。
英語ならまだオブラートに包まれたもののモロ日本語でした。
何とも卑しい人間だなとドン引きしましたがこれも文化の違いなのでしょうか。。
トゥクトゥクはようやくダンブッラ寺院に行ってくれました^^;
入口から石窟寺院まで登りが続きます。
到着。
天井画。
ふぅ。
トゥクトゥクに宿まで行くよう告げると後で一緒に飲みにいかないか?
と誘われたので「のぞむところよ!」とそこは即答しました(笑)
ビールを飲みまくり、一杯60円くらい。
宿から徒歩二分のバーだったので安心感もありました^^
スリランカのナッツもおいしい。
右がトゥクトゥクの兄ーちゃんで左が居合わせた友達。
トゥクトゥクの兄ーちゃんから日本語を教えてほしいと言われたので即席でやりました。
友達は観光客用に熱気球を飛ばすチームのスタッフで超絶フレンドリーでした。
以前勉強したそうで日本語の単語を幾つか覚えていました。
その友達の紹介で熱気球チームの席に混ぜてもらいました。
左から二番目がオーナーのイギリス人です。
元プロスキーヤーでこの町の自然と人に惚れ込んで10年前に起業されたそうです。
スタッフと延々と英語で罵り合ってたのですがどう考えても仲良しでした(笑)
海外で自分以外は全員外国人と酒を飲むって相当ハードル高いと思っていました。
勇者は初日から出来るんでしょうが臆病者の私はここまで1年近くかかっちゃいました^^;
バーには熱気球の写真が飾ってありました。
ほろ酔いの段階で熱気球チームが引き上げて行ったので
私もみなに別れを告げて宿に戻りました。
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12/09
08:30 ポロンナルワバスターミナル付近 (トゥクトゥク) 240円
10:00 ダンブッラバス停 (乗合バス) 90円
10:30 Takeshi Inn (トゥクトゥク)
11:30 シーギリヤ (トゥクトゥク) 入場券3000円 ガイド1200円
12:40 アーユルヴェーダ (トゥクトゥク) マッサージ3000円
15:00 ダンブッラ (トゥクトゥク) 入場券900円
16:30 Takeshi Inn (トゥクトゥク) トゥクトゥク料金2500円
17:30 酒場 (徒歩)
20:00 Takeshi Inn (徒歩) 1200円
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朝食:スリランカ料理。
昼食:無。
夕食:ナッツ、ビール。
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