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2018/07/18

飯豊山一人登山 2018年7月14-16日

福島県、秋田県、新潟県にまたがる飯豊山に登って来ました。

選んだ一番の理由は日本百名山の一角だからなのですが、
山登りをする人にどこが良かったですか?と聞いた時に、
飯豊山を挙げられる方が今までに複数名いて、
果たしてどこがそんなに魅力的なのか?実際に行って
確かめてみる事にしました。

今回もいきなり三連休と言う事で何の準備もしておらず、
支度後11時過ぎに車で自宅を出発しました。
まぁ初日は登山口どまりだろうなぁと思いつつ、
その通りになります。。


道の駅にしあいづよりっせに立ち寄りました。
ここも宿泊候補地でしたが、時間も早かったので
となりの薬局で食材を買って弥平四郎口へ移動しました。


この日は車中泊となります。
30台の駐車場に対して車が20台ほど止まっていて、
うち2台が有人でした。


("´_ゝ`)フーン


もっと荒廃しているイメージでしたが、
登山道も分かり易いですね。


綺麗なトイレまでありました!
ビバ、日本✨


今回初使用となる車載冷蔵庫です。
飲み物がキンキンに冷えてくれました🐧


暇つぶしに田中陽希さんの日本二百名山のDVDを流す。


常備しているカセットコンロで湯を沸かす。
これが後に致命傷に・・・。


夕食はお湯を入れるだけのパスタです。



翌朝は目覚ましをかけ忘れて4時過ぎに起床しました。
昨晩調子に乗って酒を飲み過ぎて気分も悪い。。


とりあえずスタート。


やはり体調がすぐれず、
途中で2度ほどおう吐してしまいましたorz


尋常でない暑さに体力もみるみる奪われて行きました。


上ノ越に到着。
CTオーバーと、ここでマジリタイアも考えましたが、
TJARの紺野さんが
「もうだめだ」と思ってからがこのレースの面白さだから
と言っていたのを思い出し、次元は違うものの、
その発言をリスペクトしました。


疣岩山分岐に到着。
樹木に座って大休憩とか普段しないような事をしました。


視界が開けて大日岳がドカッと現れました。
何となく元気が戻ってきたような。。


東北の山だから涼しいだろうとたかをくくっていましたが、
尾根はガチ炎天下で日を遮るものもありませんでした💦💦

さらにハイドレーションの水の出が悪いなーと思っていたら
悪いのではなくて、いつの間にか水が底をついてしまっていました。
昨晩、パスタを食べるのに水を使った分をすっかり忘れていました。

ここまでで人は1人しか会っておらず、他力本願は無い。

ここで2度目のリタイアを考えるも、下山に2時間かかり
1時間ほど歩いた先にある山小屋に水マークがあったので
行くのが最善と判断しました。

ちなみにペットボトルのソルティライチ200mℓがありましたが、
これは最後用で飲まないようにしていました。


疣岩山に到着。
顔の表面と指先がしびれてきた。
熱中症の初期症状です。


ガスがギリギリの所で来てくれない😢
既にHP1です(笑)


三国小屋に到着。
速攻でご主人にポカリとCCレモンを注文。
1000円也。


さらに水2ℓを1000円で購入。
こんな画は二度と撮りたくないですね^^;

小屋の後ろ側が日陰になっていて、
私がヤバそうなのを感知して下さった男性が
場所を譲って下さいました_(._.)_



こちらで1時間の超大休憩を取りました。


ここからの景色がまたふつくしい。
ここで帰るなんて選択肢は消え失せました。
ここで話し合っている登山者の会話を聞いていて、
大日岳の方が飯豊山より標高が高い事を初めて知りました。


少し行くと鉄梯子が登場しました。
難度は別にって感じなので問題は暑さになります。


こっちが飯豊山です。
山頂はここからは見えません。


高山植物を撮る余裕が出て来ました。


雄大な感じでテンションも上がります。


雪道登場。
ネット情報からチェーンスパイクとピッケルも
持参していましたが、使用には至らず。


大日岳。
かっこいい。


切合小屋が見え安堵。


精神的にも一つ乗り越えた感じがしました。


な、なんと、水が無料で飲み放題!
DBの天下一武道会のナムのリアル体験でした。


ここでこの日の切合小屋への宿泊を決めました。
体調的に今回で大日岳は欲張り過ぎであり、
切合も次の本山小屋も超混み合うのが予想される。
事前に宿泊登録をすることで場所の確保と荷物をデポ出来るので
飯豊山への登頂自体は容易になると判断しました。


不要な物を切合小屋の割り当てられたスペースに
全ておいて、再度出発しました。


この高山植物は初めて見たかな?


雪道を登るも、チェーンスパイクすら不要です。


雪解け水を摂取。
キンキンに冷えて超美味しかったです。


大日岳、次回は登りたいな。


飯豊山取り付きに到着。
雪はほぼほぼないですね。


お地蔵さま、こんにちは。


本山小屋キャンプ場に到着。
なるほど、環境を知り、ここまでテン泊セットを
持って来る価値はあると感じました。


本山小屋は切合よりこじんまりとしていました。
スタッフは威勢の良い感じで好印象でした。


頂上限定バッジを購入。


飯豊山頂へは穏やかな登りでした。


登頂しました。


居合わせた方に撮って頂く。



余裕ない感じをお楽しみください(笑)


大日岳。


下から見えていた石積みはテントサイトへの入口でした。


遥か下方に切合小屋が見えますね。


エーデルワイス。


お花畑。


切合小屋2Fのマイスペースに到着。


夕食の肉無しカレーライス。
2500円也。
この日、朝から初めて食べた固形物でした。


お代わり自由との事だったので、
超大盛りプラスコンビーフの缶詰を食べました。



翌朝は米、味噌汁と生卵、漬物、ふりかけ、のり。
2500円也。
お代わり自由と言う事でしたが、これから動くので無しで。
持参した魚肉ソーセージとトマトケチャップを追加しました。


長蛇の列のトイレを済まして水を汲み、
アクエリアスの500mℓを500円で買って出発。


三国小屋が見えました。
アップダウンがあるも、うす曇りで無問題でした。


小屋へ到着。
前日が嘘のように身体共に余裕でした。


尾瀬方面。


こんなアップあったっけっ?て感じで登ります。


いつ終わるとも分からぬ下山を続け、
ふっと他人の自家用車が見えた時はやっとか・・・と
万感の思いでした。


車で帰り支度をしているとソロ男性が2名降りて来て、
無意識でお疲れさまでした!とねぎらいました。

あとはひたすら運転して16時には自宅に帰れました。

登山でこんなに辛かったのは富士山以来ですが、
結果的には今後、東北で一番良かった山として
飯豊山を挙げると思います。


良い旅を!

2 件のコメント:

  1. 今になってじっくり読ませて頂きました!
    ロングコースそうですが、緑豊かで癒されそうですね(*^^*)
    東北の山に足を運びたいです。

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  2. じっくり読んで頂き嬉しいです!^^
    この時期の飯豊山は緑と残雪のコントラストが何とも癒されます。
    都合が合ったらぜひご一緒しましょう!

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