夜から雨風が強くなりました。
例のポールのプラ折れが気になりましたが、何とか一晩しのげました。
前の晩の情報から今日は朝からずっと雨とあったので、
ご来光はあっさり諦め、雨が小降りの間に好機と速攻でテントを撤収しました。
燕山荘のフロントでバスの時刻表を見せてもらいました。
この時5時で、3時間30分以内に下山出来れば1便に乗れる計算となります。
雨でめんどくさかったので朝食は無しで出発です。
鎖場はやっぱり撮影しちゃいますね^^
合戦小屋は人はいましたが、スイカ屋はまだやってませんでした。
ミッションコンプリート。
標準タイムマイナス1時間で行けました。
すれ違い渋滞がなければもっと縮められたと思います。
中房温泉が8時からオープンとあったので少し待って、
ひとっ風呂浴びて8時30分の1便バスに乗れました。
穂高駅に到着。
バスと列車の接続は特になく1時間待ちでした。
待合室ではソロ登山の女性の方としゃべって暇をつぶしました。
この方は小屋泊で一ノ沢-常念岳-燕岳で降りて来たそうです。
私の荷物が全部込みで13kgと言ったらそんなに軽いのなら
私もテン泊やってみようかしらとか言ってました。
確かに昔の登山テン泊は20kg以上が当たり前だったそうですが、
今は道具類も小型、軽量化と進化したようです。
今回も食糧が600gほど余ったので、まだ改善出来そうです。
松本駅へ到着。
次の列車まで1時間ほどあったので雷鳥の里と日本酒を購入。
夕方に自宅着で終了です。
今回はテントを持っている事で、最悪ここをキャンプ地とする!が
出来ますので、精神的な積極性が増しました。
最初は荷物の重さに耐え続けられるか?と思いましたが、
結果4日間程度なら問題ないと確認が取れました。
あと、登山で珍しく筋肉痛がほとんどありませんでした。
これは重い荷物を背負っている為、瞬発系の無駄な筋肉を使わなかった
からなのかな?と思います。
今回の動機の一つとして、初心者でテント泊セットを買って、
中房から燕岳に登って泊まって下山したと言う方がいて、
その後、足がつりっぱなしになって病院に行ったと言っていました。
実際の所どうなのか?と疑問に思ってたのですが、
結局のところ「個人差があるので、無理は禁物」の一言に尽きると思いました。
国内登山の中核となる北アルプスの中級コースがソロテン泊で
クリア出来たと言うことは今後の自信に繋がりました。
良い旅を!
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体重:65.5kg
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★装備
・ 出発時身に着けていた物 (装備重量からは省きます)
ネルシャツ、Tシャツ、パンツ、トランクス、靴下、ブレスレット
財布、スマートフォン、方位磁石、目薬
シューズ(mont-bell アルパインクルーザー2000)
時計(SUNNT CORE ALL BLACK)
ライト(LED LENSER P3 RFS P)
ナイフ(VICTORINOX クラシック)
・ 出発時ザックに入っていた物 (装備重量)
宿泊
ザック+レインカバー(MILLET KHUMBU 65+10) 2300g
テント一式(NEMO TANI LS 2P) 2007g
シュラフ(mont-bell ダウンハガー800#3) 600g
マット(mont-bell ULコンフォートシステムパッド90) 330g
ピロー(mont-bell ULコンフォートシステムピロー) 90g
宿泊合計5327g
水、食料
水2ℓ、アルファ米5食、ラーメン1食、パスタ2食、ドライフード6種、チーカマ4本
グラノーラ1パック、ミックスナッツ少量、アーモンド-レーズンチョコ、豆少量
あさげ×2、コーンスープ×2、コーヒー×3、青汁、ウィスキー500ml
水、食料約4000g
クッカー類
ハイドレーション(platypus BIG ZIP3ℓ) 270g
クッカー(snow peak チタントレック900) 175g
マグカップ(snow peak チタンダブルマグ450) 118g
バーナー(OUTAIR DXモバイルバーナー) 180g
ガス(イワタニプリムスNORMAL GAS250G) 250g
クッカー類合計993g
衣類
レインジャケット(mont-bell トレントフライヤーXL) 215g
レインパンツ(BAILESSゴアテックスレインパンツM) 300g
ダウンジャケット(mont-bell EXライトダウンジャケット) 150g
防水グローブ、ネックウォーマー 200g
サンダル 150g
Tシャツ、トランクス、靴下、タオル、衣類圧縮袋 350g
衣類合計1365g
他
ストック(mont-bell アルパインポール アンチショック×2) 584g
山と高原地図/槍ヶ岳・穂高岳/昭文社 100g
ポケット&ウエットティッシュ、耳栓、単四電池×2、スマホバッテリー 500g
タバコ1箱、ライター、携帯灰皿、ガム 50g
他合計1234g
装備重量合計 12919g ≒ 【12.9kg】
赤は今回全く使わなかった物、黄色は余った物です。
改善策としては、同じ山行で食料をぴったり持っていくとマイナス600g、
ガスも250g新品が半分以上余ったので110gで代用するとマイナス140g、
ピローは結局ザックを枕にしてましたのでいらないかもでマイナス90g、
衣類、他の赤黄はたまたま使わなかっただけで不要な物ではないです。
ストックをカーボン製にするとマイナス200g、
ザックを50ℓにしたらマイナス500g、余裕が全く無くなりますけどね。
テントを1型にするとマイナス500gだけど経験上、2型が良いです。
仮に全部やるとマイナス2030gで11kg弱まで削れますね。
さらに水と酒をすべて現地調達でまかなうとするなら8.5kgとなります。
そこまでやる必要があるのか?と言うと、無いと思います(笑)
別のサイトでは自身の体重の1/5までの重さが苦痛でなく運べる量と
書いてありましたので、私は体重65kgで荷が13kg以下となります。
今回はセーフと言うことで、今後もこの値は見ていこうと思いました。
余った食料。
2015/08/17
2015/08/16
常念岳一人登山 2015年8月12日
夜中2時頃にトイレに行ったのですが、トイレから一番遠い所に
テントを張っていて、真っ暗な所を150mほど移動する必要がありました。
持っているハンドライトが切れたら身動きが取れなくなってしまうと思うと
それはそれで怖かったです。せめてスマホは持って行こうと思いました。
朝食は昨日と同様で、さらにお湯を沸かしてコーヒーも入れました。
今回初使用のイワタニプリムス、ニーモ タニ2Pです。
イワタニさんはガスではお世話になってましたが、テントも出してたんですね。
テント泊歴は
⓪ダンロップの3人用 ⇒ 旅先で知り合った人所有の物に入れて貰っていた
①アライ ゴアライズ1 ⇒ 中のカビが落ちず、浸水も酷くなり廃棄
②アライ ゴアライズ1 ⇒ 数回使った後、金欠のため売却
③ニーモ タニ2P ⇒ 新品 ←今ここ
現在ではゴアライズ自体が製造中止になっており、
現行のエアライズでも良かったのですが、目新しさに惹かれました。
昨日よりのんびりして6時前スタート。
少し上ると富士山や南アルプスが見えました。
横通岳付近からのパノラマ。
やっぱり動画と現地で見るのは別物だと思います。
東天井岳の旧二俣小屋跡。
大天荘へ到着。
グラノーラとチョコをつまみました。
大天荘から徒歩10分で大天井岳頂上なので、
ザックを置いて行ってみました。
ちなみに右に写ってるのが私のザックで、ミレーKHUMBU65+10です。
あとplatypusのハイドレーション3リットルが初使用です。
結局水を3リットル入れることはなく、最大で2リットルでした。
その場飲みから調理用まで使え、非常に便利でした。
あまりの身軽さに、ドラゴンボールの重りを付ける修行を思い出しました(笑)
びっくりするぐらい機動力が上がりましたから。
槍ヶ岳へ向かう分岐点、今回は右へ。
しばらく行くと鎖場がありました。
合戦尾根にあったのより1段階難しいと思いましたが、
恐怖を感じるとか言うレベルでもありませんでした。
前日を踏まえてハイペース気味で飛ばしたのでなかなか良いタイム。
こんな所も通過します。
11時30分、燕山荘に到着。
疲れ度は前日の半分以下、標準タイムマイナス2時間で行けました。
こうなってくると、前日の標準タイムおかしくね?と思ったり。。
キャンプ場代700円でした。
テント設営時にポールをクロスさせるプラスチックがぱきっと折れてしまいました。
自立自体はしたのでまぁ良しとしましたし、斜め前の方はポール自体を忘れたと
騒いでいて、結局ひもで吊るして寝てましたので、それだけ安全な所だと言えますね。
(後日、テント購入店に持ち込んだところ、修理に9月末までかかると言われました)
その後、手ぶらで燕岳山頂へ。
前回はガスってましたが、燕様はこんな容姿でした。
野生のライチョウの撮影に成功。
かぁんたぁんでしたぁ~。
燕岳側から槍ヶ岳を見ると小槍が際立って見えますね。
実際に小槍の上でアルペン踊りをする人がいるとか^^;
燕山荘を見下ろすと、私のテントが見えました。
燕山荘で水2リットル400円と、氷結2本700円、Tシャツ3000円を買って
テントに戻って来ました。
最初は半分ぐらいだったテントも夕方にはほぼ全部埋まってました。
敷地に余裕はなく早い者勝ちで50張りまでなので注意です。
どこからともなく今日はご飯いっぱい食べよう!
って聞こえてきたので俺もそうしよう!と、
米2つ(520g)とビーフ、クリームシチューとスープのあさげ×2を選びました。
あとチーかまは毎晩食べてます。
テントを張っていて、真っ暗な所を150mほど移動する必要がありました。
持っているハンドライトが切れたら身動きが取れなくなってしまうと思うと
それはそれで怖かったです。せめてスマホは持って行こうと思いました。
朝食は昨日と同様で、さらにお湯を沸かしてコーヒーも入れました。
今回初使用のイワタニプリムス、ニーモ タニ2Pです。
イワタニさんはガスではお世話になってましたが、テントも出してたんですね。
テント泊歴は
⓪ダンロップの3人用 ⇒ 旅先で知り合った人所有の物に入れて貰っていた
①アライ ゴアライズ1 ⇒ 中のカビが落ちず、浸水も酷くなり廃棄
②アライ ゴアライズ1 ⇒ 数回使った後、金欠のため売却
③ニーモ タニ2P ⇒ 新品 ←今ここ
現在ではゴアライズ自体が製造中止になっており、
現行のエアライズでも良かったのですが、目新しさに惹かれました。
昨日よりのんびりして6時前スタート。
少し上ると富士山や南アルプスが見えました。
横通岳付近からのパノラマ。
やっぱり動画と現地で見るのは別物だと思います。
東天井岳の旧二俣小屋跡。
大天荘へ到着。
グラノーラとチョコをつまみました。
大天荘から徒歩10分で大天井岳頂上なので、
ザックを置いて行ってみました。
ちなみに右に写ってるのが私のザックで、ミレーKHUMBU65+10です。
あとplatypusのハイドレーション3リットルが初使用です。
結局水を3リットル入れることはなく、最大で2リットルでした。
その場飲みから調理用まで使え、非常に便利でした。
あまりの身軽さに、ドラゴンボールの重りを付ける修行を思い出しました(笑)
びっくりするぐらい機動力が上がりましたから。
槍ヶ岳へ向かう分岐点、今回は右へ。
しばらく行くと鎖場がありました。
合戦尾根にあったのより1段階難しいと思いましたが、
恐怖を感じるとか言うレベルでもありませんでした。
前日を踏まえてハイペース気味で飛ばしたのでなかなか良いタイム。
こんな所も通過します。
11時30分、燕山荘に到着。
疲れ度は前日の半分以下、標準タイムマイナス2時間で行けました。
こうなってくると、前日の標準タイムおかしくね?と思ったり。。
キャンプ場代700円でした。
テント設営時にポールをクロスさせるプラスチックがぱきっと折れてしまいました。
自立自体はしたのでまぁ良しとしましたし、斜め前の方はポール自体を忘れたと
騒いでいて、結局ひもで吊るして寝てましたので、それだけ安全な所だと言えますね。
(後日、テント購入店に持ち込んだところ、修理に9月末までかかると言われました)
その後、手ぶらで燕岳山頂へ。
前回はガスってましたが、燕様はこんな容姿でした。
野生のライチョウの撮影に成功。
かぁんたぁんでしたぁ~。
燕岳側から槍ヶ岳を見ると小槍が際立って見えますね。
実際に小槍の上でアルペン踊りをする人がいるとか^^;
燕山荘を見下ろすと、私のテントが見えました。
燕山荘で水2リットル400円と、氷結2本700円、Tシャツ3000円を買って
テントに戻って来ました。
最初は半分ぐらいだったテントも夕方にはほぼ全部埋まってました。
敷地に余裕はなく早い者勝ちで50張りまでなので注意です。
どこからともなく今日はご飯いっぱい食べよう!
って聞こえてきたので俺もそうしよう!と、
米2つ(520g)とビーフ、クリームシチューとスープのあさげ×2を選びました。
あとチーかまは毎晩食べてます。
水分も含み半端ない量になりましたが、平らげられました。
2015/08/15
常念岳一人登山 2015年8月11日
朝食は持参したグラノーラとミックスナッツを混ぜた物です。
あとアーモンドとレーズンの入ったチョコもつまみました。
特にお腹が減ったと言う訳ではないのですが、
移動中に突然スタミナ切れになるのが嫌だったので食べてます。
雨は止んだものの、朝露でフライシートは濡れていました。
隣にテントを張っていたソロ男性がキャンプに詳しい方で、
テントの張り方等を詳しく教えて頂きました。
登山者の朝は早いです。
私も5時過ぎに移動開始しました。
縦走のフルタンクで1日どのくらい移動できるのか把握出来て
いなかったので、起き抜けでとりあえず標高差1115m登ってみました。
展望のきかない樹林帯を延々と登っていきます。
プレートがなんかゴージャス。
淡々と。
6kmってこんな長かったっけ・・・。
カエル、私もちょっとカエりたい。
高山植物、目の保養に。
妖精ノ池、妖精はおらず、獰猛な蚊がいっぱいおりました。
ようやく稜線へ到達。
とんがり先輩がお出迎えしてくれました。
蝶槍のトップ。
この辺りから予想外にアップダウンが多くて、心身ともにやられて行きました^^;
常念岳の取り付きの所ではえっここ行くのっ?と
5度見ぐらいしてしまいました(笑)
ハートをくれと。
休憩中に話した初老のご夫婦がかなりのキャリアだったので、
後ろに付いて行っていいですか?と尋ねるも、お兄さん早いから・・
とやんわりとお断りされてしまいました(泣)
喋る気力も無くなってます。
かろうじてさっきのご夫婦に到着の合図だけ送っときました。
しばらく下ると常念小屋が見えて来ました。
見えたはいいいけどこれがまたなかなか着かない。。
17時過ぎに疲労困憊でキャンプ場へ到着。
撮影する気力も無くなっていました。
場所代が700円で、水2リットル400円、ペプシ1本400円で買いました。
移動時間は約11時間で標準タイムより1時間オーバーです。
お兄さんは早くもなんともありませんでした・・。
夕食はラーメンと牛丼です。
親子丼の素をラーメンの具にしてみました。
成分が鶏肉、卵、玉ねぎ、ネギなどでいいじゃんって感じで。
あとウィスキーが空っぽになりました。
あとアーモンドとレーズンの入ったチョコもつまみました。
特にお腹が減ったと言う訳ではないのですが、
移動中に突然スタミナ切れになるのが嫌だったので食べてます。
雨は止んだものの、朝露でフライシートは濡れていました。
隣にテントを張っていたソロ男性がキャンプに詳しい方で、
テントの張り方等を詳しく教えて頂きました。
登山者の朝は早いです。
私も5時過ぎに移動開始しました。
縦走のフルタンクで1日どのくらい移動できるのか把握出来て
いなかったので、起き抜けでとりあえず標高差1115m登ってみました。
展望のきかない樹林帯を延々と登っていきます。
プレートがなんかゴージャス。
淡々と。
6kmってこんな長かったっけ・・・。
カエル、私もちょっとカエりたい。
高山植物、目の保養に。
妖精ノ池、妖精はおらず、獰猛な蚊がいっぱいおりました。
ようやく稜線へ到達。
とんがり先輩がお出迎えしてくれました。
蝶ヶ岳ヒュッテへ到着。
朝食と同じグラノーラとチョコをつまみました。
山小屋ではスタッフが屋根に布団を干していました。
こういう生き方もアリだなと普通に思いました。
ここまで来てみて、ウォーミングアップにしてはハードじゃね?
とも思いましたが、時間も早かったので予定通り常念岳へ。
蝶槍のトップ。
この辺りから予想外にアップダウンが多くて、心身ともにやられて行きました^^;
常念岳の取り付きの所ではえっここ行くのっ?と
5度見ぐらいしてしまいました(笑)
ハートをくれと。
休憩中に話した初老のご夫婦がかなりのキャリアだったので、
後ろに付いて行っていいですか?と尋ねるも、お兄さん早いから・・
とやんわりとお断りされてしまいました(泣)
喋る気力も無くなってます。
かろうじてさっきのご夫婦に到着の合図だけ送っときました。
しばらく下ると常念小屋が見えて来ました。
見えたはいいいけどこれがまたなかなか着かない。。
17時過ぎに疲労困憊でキャンプ場へ到着。
撮影する気力も無くなっていました。
場所代が700円で、水2リットル400円、ペプシ1本400円で買いました。
移動時間は約11時間で標準タイムより1時間オーバーです。
お兄さんは早くもなんともありませんでした・・。
夕食はラーメンと牛丼です。
親子丼の素をラーメンの具にしてみました。
成分が鶏肉、卵、玉ねぎ、ネギなどでいいじゃんって感じで。
あとウィスキーが空っぽになりました。
あぁ、身に染みる。。。
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