南アの光岳にテント泊ソロで登って来ました。
「ひかり」と書いて「てかり」と読みます。
元からテント泊が良かった訳では無く、
小屋泊を断られた結果のテント泊です。
初日は移動のみとなります。
自宅をマイカーで12時過ぎに出発し、
長野県の芝沢ゲートに向かいます。
ここから先すれ違い不可の道が続き、
譲り譲られを繰り返す肝を冷やす展開となりました。
ちょうどあたりが真っ暗になる18時過ぎに
芝沢ゲート駐車場に到着しました。
プレハブには明かりが灯っており、管理人さん?がおりました。
そして自販機と汲み取りトイレも常設されておりました。
20kmほど手前にあった最終セブンで購入した食材を頂きます。
ムーミンが先行しててかっております。
あとはセブンのなべ焼きうどんにソーセージ、キムチ、豆腐を
追加して直火で温めて食べました。
翌朝は日の出を待って5:30に出発。
しようとしたところ、管理人さんに「登山届は出しましたか?」と呼び止められ、
「出してない」と正直に答えたところ、「書いて下さい」と言われた為、書きました。
いろいろ登りましたが、このように直接的に言われたのは初めてです。
こんな所でこんな事にエネルギーを注げる余力がある点には感心しました。
ここで自転車で走り出したのですが、登りが続き、
正直、行きはあまり恩恵にあずかれた感じはしませんでした。
※帰りでこの感想が反転します。
40分ほどで登山口となる易老渡に到着しました。
自転車が1台先行して止まっており、私はその横に駐輪しました。
私の少し後に2名の方が同様に駐輪されました。
光岳自体は2600m弱とアルプスにしては高くないのですが、
口からの累積標高差にすると2200mほどと普通にガチ登山となります。
易老岳が当面の目標となり、樹林帯をひたすら登り続けます。
途中に携帯トイレブースがありました。
易老岳分岐に到着。
のっけから1500mをテン泊フル装備で一気に登らせるってエグくないです?(笑)
光岳どれ??
200mほど下りーの、フラットからの登りです。
2つ目の携帯トイレブース。
水場で水を汲みました。
山小屋には水がないような事が書いてありました。
光小屋が見えました。
あれ?事前情報では週末はテント場が非常に込み合うかつ
予約ができないと聞いてビビッていたのですが、0張やん。
フロントで1000円支払いテント場を借りました。
今シーズン、コロナで一時閉鎖されていたそうです。
空荷で山頂に向かいます。
ほどなく登頂。
ジゴクイキ・・・
光石なるものがあるようなので行ってみます。
お、おぅ。
正直、何の予備知識もなかったので、
洞窟の中で光る小さな水晶玉のような物をイメージしてました(笑)
なんでも、船乗りさんがこの石が夜に光を反射して光って見えるので、
目印にしたそうな(棒)
持参した夕食はこんな感じ。
味付きモンベル米とコンビーフ缶と言う、あった物を持って来た感(笑)
あとお菓子たち、一人で移動してると行動食って特に取らないですね。
下界でしこたま蓄えてるので、それを燃やせば十分というか。。
お手洗いは小屋とテントで別みたいです。
前回好評だった、米にチーズを入れるのは今回もやってます。
夜中に寒さから目が覚めて、ありったけの衣類を着込んで
ホッカイロも2つ開封しました。
トイレに行った際には満天の星空を見る事が出来ました。
この圧倒的な何かは写真には撮れないんですよね。
朝起きるとテントが凍ってました。
富士山脇からの日の出。
どこ山かわからん
本日は来た道を下山します。
霜おりとるやん。
この時の気温は2℃だったそうです。
特筆する点もなく、下山完了。
難しくは全くないのですが、地味に削られ続ける感じです。
易老渡に戻ると自転車が30台ほど駐輪してあり、
駅前かっ!とつっこみを入れました。
下りの自転車は一部道が良くないのは置いといて、
概ね良好で快適そのものでした。
下りの為だけにでも持って行く価値があると思います。
芝沢ゲートからは土曜日だったのでさほど渋滞もなく、
5時間程度で帰宅出来ました。
今年の高山のオンシーズンはこれで終わりですねー
聖、赤石、悪沢はおあずけとなりそうですが、
光単体で行っといたのは、なかなか良い案だと思いました。
良い旅を!
0 件のコメント:
コメントを投稿