黒戸尾根、日帰り、冬季と言うフレーズから登山を
嗜まれる方ならピン!と来て、
そうでない方からすると何の暗号?となると思います(笑)
私個人だとこれを試そうと言う発想がまず浮かばないのですが😅
昨年末にちょっとした縁から登山好きな方が集うと言う
食事会に招待して頂き、そこで知り合ったIさんと
今回の山行が実現するに至りました。
今回、撮影をしている精神的な余裕がぜんぜん無く💦
山行の参考にはならないかもしれないですが(笑)
私の貴重な経験として記録したいと思います📷
前日の18時過ぎに尾白川渓谷駐車場入りしました。
車は10台程度駐車していましたが、無人でした。
少し手前の道の駅の隣にあったスーパーで食材を買い込み、
アルミ鍋に入ったキムチ鍋を温めて食べました。
翌朝、Iさんと4時30分に待ち合わせしていたのですが、
寝過ごして4時20分に起床して大慌てで支度を済ませて
4時40分に出発しました。
尾白荘を通過。
日の出までヘッデンを着けての移動となります。
笹の平分岐を通過。
もう少し上にニセがありました。
日が昇りました🌄
刃渡りを通過。
雪は少なめとの事でした。
Iさんは自撮り棒に夢中^^
本来はトレランでとんでもない速さで移動される方で、
完全に私に付き合って頂いた形になります。。
すれ違い者が爪を着けていたので我々も
チェーンスパイクを装着しました。
黒戸山手前の開けた所です。
五合目小屋跡です。
Iさんはこのルートで夏に何度も山岳看護をされるなど、
ご謙遜されていましたが、どちらかと言うと
プロ寄りのお方でした。
ここから急峻な登りとなるのでストックをしまい、
テムレス黒を装着しました。
七丈小屋に到着しました。
水は1ℓ持参で山に入ったのですが、
ここに来るまでに飲み干してしまい、
こちらでお湯500mlと水500mlを購入しました。
そう言えば食料をバー1本しか持っていなかったので、
Iさんに窘められてしまい、2本追加購入しました^^;
こちらでもIさんが本物だとひしひしと感じられました。
Iさんに言われるまで普通に接してしまっていたのですが、
こちらのオーナーがピオレドール賞を受賞した花谷さんでした。
サインでも貰っておけば良かったかな(笑)
ここで12本爪など冬山ガチ仕様にして出発しました。
8合目御来場に到着。
すれ違いは本当に稀で、登頂しないで下山と言った
情報の方が多かったです。
山頂はまだ見えないそうです。
キッついルンゼを越えて2本の刀に到着しました。
ピッケルのブレード側をメインに使ったのは初めてです。
鳳凰山越しの富士山です。
神社本社を越えて、
山頂のお目見えです。
2年前の夏に北沢峠からここを通って登頂しました。
登頂しました。
これは撮影しておいて良かった😊
撮影用に手袋を外しただけで、
暖かい訳では決してありません(笑)
小屋まで降りて来ました。
こちらで12本爪からチェーンスパイクに戻しました。
笹ノ平付近でチェーンスパイクも外して、
ひたすら下って行きました。
17時過ぎに再びヘッデンを着けて、
暗い中を1時間ほど移動を強いられました。
つり橋を渡って神社でほぼ終わりです。
18時に駐車場に戻って来れました。
車で少し行った所にある尾白の湯に立ち寄りました。
Iさんは翌週に北岳に挑戦されたり、
2月頭の八ヶ岳のイベントのスタッフもされているとの事で、
より高いステージに立たれる事が確認できました。
Iさんとはこちらで別れ、それぞれ帰路に立ちました。
Iさんがいなかったらそもそも行ってなかったでしょうし、
Iさんの外に出して行く超プラス思考に感心もしました。
ルートファインディングとペース配分、休憩場所もほぼ完璧で、
平たく言うと信頼のおける方でした。
この環境、ルートをクリア出来たと言う事で、
またほんの少し、自信を増やす事が出来たと思います。
良い旅を!
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