少し遅れて頂いた夏休みに南アルプスをお散歩して来ました。
4日間で長らくおあずけとなっていた百名山の
悪沢岳、赤石岳、聖岳の3座に登る計画です。
このエリアは登山の起点となる椹島へ行くのに
途中でマイカー規制が入り専用のバスを予約する必要があるのですが、
山小屋宿泊とセット売りで、需要に対して供給が追い付いていない為、
直前ではバスに乗れないという特徴があります。
私も以前これにひっかかり足が遠のいていたのですが、
今回は今シーズンの予約が始まる6月の早いうちから
がっつり予約を入れ、仕事の方を調整して臨みました。
22日の仕事が終わった後に23時竹橋出発の毎日アルペン号に乗り込みます。
お客は2名で席は自由、ザックも持ち込み好きな所に置いてとの事でした。
以前はあった車内飲食厳禁のアナウンスも一切なく、
いつもの毎日新聞ファミマで買ったマヨコーンパンと牛乳を車内で食べました。
翌7:00に畑薙夏季臨時駐車場に到着しました。
マイカーでも来れるんですが、
今回は仕事の後で寝たかったのであるぺん号チョイスです。
普通に水場とトイレが併設です。
予約していた特殊東海フォレストさんのバスに乗り継ぎます。
バスの中は非常に危険なのでヘルメット着用を指示されます。
ちなみに今回マイヘルメットは持参していません😓
1時間弱で椹島ロッジへ到着。
へー
整っておる
ソフトクリーム既に食べたい😊
トイレを済ませて出発!
神社もありました。
お社。
赤石岳へのルート分岐もありました。
道なりに行ってつり橋を渡ります。
微妙にルート修正されてる様子。
はしご登場。
この日の目的地の千枚小屋まで6時間で1300mアップです。
途中見落としていきなり3でした💦
南アルプスの天然水。
半分来た。
特殊東海フォレスト様様。
もうちょい。
管理道が直前の所まで来ていました。
ここ数年でもこの道が伸びたそうです。
高山植物。
ガンバって昭和感😓
まぁ、1300mと言えばバカ尾根と同じですよね。
おつかれちゃん。
終日雨でした☔
ご立派様。
2食付きです🍚
コールマン推し。
店員50名ほどで満員だったようです。
テラスで小屋で500円で購入したコーラと
持参したウィスキーで癒されます。
持参したお菓子セットもつまみます。
自分のブースでうとうとしていたところ、
17時の夕食が出来たとスタッフの方が起こしに来て下さいました。
メインはハンバーグでした。
ごはんとみそ汁は2杯ずつ頂きました。
翌朝はゆっくり6時に朝食を頂きました。
今回は攻めより確実に価値を置いての山行です。
6:30出発です。
とりま千枚岳へ向かいます。
森林限界を超えて。
千枚岳へ到着しました。
はしご。
雨なので滑りそうでした。
中継点の丸山へ到着。
悪沢岳山頂(荒川岳東岳)に到着。
中岳の様子。
高山植物。
中岳避難小屋を通過。
建て直されたそうで奇麗でしたが、
こちらがずぶ濡れのため中へは入りませんでした。
前岳及び三伏峠への分岐。
何年か前に三伏峠で無念の下山をしたのと、
ここからTJARのコースとなるので身が引き締まりました。
高山植物。
鹿よけ柵。
ふむふむ。
荒川小屋が見えました。
到着。
この日の宿泊地が現れました。
宿泊地には水が無いとの事で2㍑追加しました。
千枚小屋では売り切れだったバッジも2つ購入。
うっす。
赤石小屋へは行きません。
小赤石岳へ到着。
多くはこっから下るわけですね。
赤石岳山頂に到着。
一日で百名山2座に登頂です。
風速10~15mの雷雨でした。
避難小屋が見えて安堵。
次の目的地か。
よろしく。
いいね。
おう。
2024年からは売るとの事。
国内で導入してるのは初めて見た。
ここならではのラインナップ😓
むき出しの食材ですが売り物だそうです。
中の人がむき出しになっている感じ。
練炭のこたつをお願いしました。
温めた物をこたつに純粋に挿入します。
事前に言われていた帰りのバスに乗るためのレシートですね。
先代のおかみさんの手記だそうです。
来るまで特に気にしていなかったのですが、
こちら昨年まで名物オーナーがいて、
メディアにも度々出演されていたようです。
今年からは昨年千枚小屋や赤石小屋で勤められていた方が
異動してオーナーになられたそうです。
こちらに到着時に千枚小屋のスタッフ1名が下山されるので
こちらまで足を延ばされて来た方がいました。
山小屋では楽しい事と苦しいことがあると、
山小屋で生きる人々のリアルを感じられました。
私も小屋の人になる事に魅力を感じている時期があったのですが、
結局アウトドアショップ店員の方を選びました。
遠出してきたハズなのに自分ち感がすごかったです。
先っちょにあった碑。
入道雲。
恐怖でしかないです。
夕ご飯です。
お湯は小屋で雨水を煮沸した物を提供して下さいました。
この日は私以外に3名のソロ男性が宿泊していました。
共通項も多く山話に花を咲かせました。
ようやっと青空が見えました。
さっきはほろ酔いで気軽にさきっちょに行きましたが
今思うと軽率でした💦
南アルプス最高峰の山小屋だそうです。
ほかの宿泊者さんとデジカメも同じ。
深夜も雷が鳴り続け、この小屋にも以前実際に落ちたそうなので、
それが日常と考えるとオーナーのメンタルはレベチですね。
翌朝は快晴で富士山も見えました。
赤石山頂。
ご来光。
みなさん思い思いの場所で見ています。
私は日の出を見て5:15に出発しました。
モルゲンロート。
影富士も見れました。
丸2日雨の後の感想です。
下りが続きます。
エグかった。
百閒洞山の家に到着。
こちらとんかつが提供されるそうです。
この先長いぞ。
うさぎ岳?
南アの山深さに魅了されてます。
キツい?別に全部行くからいいですよ~。
小うさぎ。
ふつうのうさぎ。
これがひじりなわけですね。
茶臼岳や光岳。
うさぎ岳避難小屋は何も無いので期待は禁物。
雷鳥さん登場。
聖岳に登頂しました。
あとひとつ。
雲の切れ間から下界の聖平山荘が見えました。
西沢渡分岐。
聖平小屋分岐。
聖岳がみえました。
小屋に到着。
購入した缶ペットも回収不可との事でした。
バッジを購入(驚異の1000円)。
前日に知り合った登山客に頂きました。
モンベルのバロウバックがデフォルトでありました。
晴れていたので外でお湯を沸かして自炊しました。
モンベル聖岳Tを購入(4500円)
山でコンビーフ相性良いかも。
初使用。
カーテンで区画が可能です。
翌朝はもっとゆっくりでも良かったのですが、
3時に出て行くほかの登山者達に触発され5時に下山開始です。
ぐにゃぁ~。
こんなのあるのね。
レスキューもいる。
スタート地点の椹島へ向かいます。
逆。
つり橋。
長。
隙間からの聖
おーぱーつ?
この熊は出ないやつです。
Fightですね。
一般人はそうですよね。
このつり橋は反対からのお客で20名ほど待ちました。
朗報。
切実ですね。
車道に出てほぼ終わりです。
1時間ほど車道を歩いて椹島へ到着。
時間的には10:30のにも間に合いましたが、
14:20発のアルペン号を予約していた私は待つのに違いはないので
予定通り13時のでお願いしました。
椹島ロッジで宿泊した小屋のレシートを見せ整理券を
受け取るとありましたが、ロッジで既に予約名簿を持っており、
名乗るだけで提示は求められませんでした。
席は早い者勝ちで私は1番でした。
2時間半ほどロッジのベンチで何をするでもなく時間を潰しました。
日常生活ではありえない行為ですよね・・
13時の下山便は補助席も全て使う満席でした。
何となく聞こえて来た会話で当日の時間の変更は可能なようです。
畑薙夏季駐車場であるぺん号に乗り換えます。
予期せずすぐ近くの白樺荘でバスが停車しました。
なんでも毎日新聞の計らいで温泉タイムが設けられているそうです。
4日間ほど風呂に入っていなかったのでHPが400ほど回復しました♨
TJARの聖地ですよね。
私も歩きながら何度もみなさんここ通ったんだよな~
と思い返していました。
熱い。
望月選手のポスターは色あせても記憶は色あせないです。
大井川の釣り橋です。
大井川鉄道の終着駅です。
井川ダムです。
アルペン号で移動中も至る所で雷雨となり、
どういう環境で落ちるのか眺めていました。
20:30東京駅着で終了です。
聖付近で話した方も直前でバス(千枚小屋)が取れずに
荒川岳へは行けなかったと話していました。
やはりアクセスは百名山最難関エリアな気がします。
TJAR後半の山場ともなるので感慨深かったのと、
一般人が東海フォレストのバスうんぬん言っている中で
ラストのロード85kmの一言で片付けられるんだよなとか・・
逆に極端に危険なルートも選ばれてないという安心感もありました。
自宅で体重計に乗ると62.4kgでした。
2022年9月には82.5kgでしたので1年で20kg減量達成です。
良い旅を!