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2017/03/20

伊吹山一人登山 2017年3月18-19日

2017年の雪山第三段は伊吹山を登って来ました。
伊吹山は滋賀県唯一の百名山で、滋賀県最高峰(1377m)です。

今回は車中泊にも初チャレンジと言う事で、
ひとまず登山口最寄りの道の駅へ向かう事にしました。

道の駅とは国内各地の一般道沿いにある商業施設で、
駐車場の他にトイレ、自販機、売店などが併設されています。
夜間も駐車場やトイレが解放されている所が多いです。

私は自転車旅行中にその存在を知り、現在までにテントで
数十泊しております。


10時過ぎに自宅を出発、東名で5時間かけ関ケ原ICへ向かいます。


途中、浜松SAでトイレ休憩しました。
やっぱりこの手の所は華がありますね。。


事前情報通り、伊吹山ドライブウェイは冬季閉鎖中でした。


道の駅伊吹の里で駐車。
思っていたより手狭感あり。



伊吹山が綺麗に見えました。



グーグルマップに載っていた向かいのコンビニは
さら地になっていました。


幸い、道の駅の売店が営業時間中でしたので入ってみました。


大漁大漁(笑)



アルコールは持参しました。
飲酒運転はしませんので、道の駅の職員が帰って場所が
確定してから飲みました。



結局、私の他に10台ぐらいの車が夜を明かしていました。


サーマレストの銀マットの上にエアマット+ピロー
その上に3シーズン用の寝袋で寝ました。

後部座席を前に倒して、斜めらせることで真っすぐ寝れました(身長180cm)
助手席と後部座席の隙間にはクーラーボックスとタイヤチェーンの箱を
置くことでピッタリ埋まりました。

窓を閉めてエンジンを切って寝たのですが、
途中で寒くなりタイツと登山用の靴下を履きました。

寝覚めると外気温は3℃、ドアを開けた時外と温度差は感じませんでした。
つまりエンジンを切ると車内も冷え切ってしまうんですね。

日の出が6時とありましたので5時30分に道の駅を出発し、
登山口徒歩5分の駐車場を400円で借りました。


私は面倒だったので最初の客引きで決めてしまいましたが、
奥に300円の所もあるようです。


ここからも伊吹山が見えます。


入山協力金300円とありましたが、無人でした。


神社の脇から登山スタートです。


アスファルト道路と合流。


スキー場だかの跡地ですね。


雪がちらほら。


トイレも冬季閉鎖中。


だだっ広いエリアを踏み跡を辿って進みます。


雪が途切れなくなったのでチェーンスパイクを装着。


ここからが本番です。



結局登頂までに4名の方とすれ違いましたので、
この日5番手だったのかな?


6合目の避難小屋。
この辺りから標識が無くなり(不要)ます。


まごうことなき直登。
こんなに急とは思っておらず、正直ナメてました。。。


登れるっちゃ登れるんですけど、
下り怖いなぁ、、、


あ、どうも、お世話になります。


まだまだ雪深いっすね~。


かまくら。


快晴とまでは行かないものの絶景でした。


ここから護身用に持って来ていたピッケルが
大活躍する事に。。

実践は初めてでしたので、平地で練習した記憶を
総動員して試行錯誤しながら下りました。



確かにポールとは根本的に用途が異なりますね。


6合目で再びポールにチェンジ。


3合目でチェーンスパイクを外しました。


全行程5時間ちょっとでした。


売店でバッヂを購入し、神社の脇の川で靴を洗いました。


車を回収して帰路へ。


朝食を食べておらず何かをガッツリ食べようと浜松SAに立ち寄りました。
ところが丁度昼時でフードコートは満席でげんなりしてしまい、
昼食も無しで夕方着で自宅へ帰りました^^;


車中泊について感じた事
○車でしか行けない登山口にダイレクトで行く事が出来る
○帰りのバス、電車の時間を気にする必要が無い
○雨風を防げ、テント泊より簡単、安全に宿泊地が得られる
○その気になれば温度調節が可能
○荷物を何kg積もうが関係ない

×登山の前後にがっつり運転はなかなか疲れる
×エンジンつけっぱでのトラブルが嫌で消して寝るので
 結局寒暖の差が激しい
×フルフラットでないので節々が痛くなる
×天井が低くて寝台で身を起こすと頭をぶつける
×車の盗難、車上荒らしに気を配る必要がある

こんな感じで選択肢は増えましたが、普通に3000円の
安宿があったらあっさりそっち泊まっちゃう気もします。


良い旅を!
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