伊吹山は滋賀県唯一の百名山で、滋賀県最高峰(1377m)です。
今回は車中泊にも初チャレンジと言う事で、
ひとまず登山口最寄りの道の駅へ向かう事にしました。
道の駅とは国内各地の一般道沿いにある商業施設で、
駐車場の他にトイレ、自販機、売店などが併設されています。
夜間も駐車場やトイレが解放されている所が多いです。
私は自転車旅行中にその存在を知り、現在までにテントで
数十泊しております。
10時過ぎに自宅を出発、東名で5時間かけ関ケ原ICへ向かいます。
途中、浜松SAでトイレ休憩しました。
やっぱりこの手の所は華がありますね。。
事前情報通り、伊吹山ドライブウェイは冬季閉鎖中でした。
道の駅伊吹の里で駐車。
思っていたより手狭感あり。
伊吹山が綺麗に見えました。
グーグルマップに載っていた向かいのコンビニは
さら地になっていました。
幸い、道の駅の売店が営業時間中でしたので入ってみました。
大漁大漁(笑)
アルコールは持参しました。
飲酒運転はしませんので、道の駅の職員が帰って場所が
確定してから飲みました。
結局、私の他に10台ぐらいの車が夜を明かしていました。
サーマレストの銀マットの上にエアマット+ピロー
その上に3シーズン用の寝袋で寝ました。
助手席と後部座席の隙間にはクーラーボックスとタイヤチェーンの箱を
置くことでピッタリ埋まりました。
窓を閉めてエンジンを切って寝たのですが、
途中で寒くなりタイツと登山用の靴下を履きました。
寝覚めると外気温は3℃、ドアを開けた時外と温度差は感じませんでした。
つまりエンジンを切ると車内も冷え切ってしまうんですね。
日の出が6時とありましたので5時30分に道の駅を出発し、
登山口徒歩5分の駐車場を400円で借りました。
私は面倒だったので最初の客引きで決めてしまいましたが、
奥に300円の所もあるようです。
ここからも伊吹山が見えます。
入山協力金300円とありましたが、無人でした。
神社の脇から登山スタートです。
アスファルト道路と合流。
スキー場だかの跡地ですね。
雪がちらほら。
トイレも冬季閉鎖中。
だだっ広いエリアを踏み跡を辿って進みます。
雪が途切れなくなったのでチェーンスパイクを装着。
ここからが本番です。
結局登頂までに4名の方とすれ違いましたので、
この日5番手だったのかな?
6合目の避難小屋。
この辺りから標識が無くなり(不要)ます。
まごうことなき直登。
こんなに急とは思っておらず、正直ナメてました。。。
登れるっちゃ登れるんですけど、
下り怖いなぁ、、、
あ、どうも、お世話になります。
まだまだ雪深いっすね~。
かまくら。
快晴とまでは行かないものの絶景でした。
ここから護身用に持って来ていたピッケルが
大活躍する事に。。
実践は初めてでしたので、平地で練習した記憶を
総動員して試行錯誤しながら下りました。
確かにポールとは根本的に用途が異なりますね。
6合目で再びポールにチェンジ。
3合目でチェーンスパイクを外しました。
全行程5時間ちょっとでした。
売店でバッヂを購入し、神社の脇の川で靴を洗いました。
車を回収して帰路へ。
朝食を食べておらず何かをガッツリ食べようと浜松SAに立ち寄りました。
ところが丁度昼時でフードコートは満席でげんなりしてしまい、
昼食も無しで夕方着で自宅へ帰りました^^;
車中泊について感じた事
○車でしか行けない登山口にダイレクトで行く事が出来る
○帰りのバス、電車の時間を気にする必要が無い
○雨風を防げ、テント泊より簡単、安全に宿泊地が得られる
○その気になれば温度調節が可能
○荷物を何kg積もうが関係ない
×登山の前後にがっつり運転はなかなか疲れる
×エンジンつけっぱでのトラブルが嫌で消して寝るので
結局寒暖の差が激しい
×フルフラットでないので節々が痛くなる
×天井が低くて寝台で身を起こすと頭をぶつける
×車の盗難、車上荒らしに気を配る必要がある
こんな感じで選択肢は増えましたが、普通に3000円の
安宿があったらあっさりそっち泊まっちゃう気もします。
良い旅を!
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