今で言う山梨、埼玉、長野の県境に位置します。
今回は日曜日に日帰りでちょこっと行ってこようって感じでした。
地元の始発列車で出かけ塩山駅へ。
朝もやがすごい!
一便のバスを40分待ち西沢渓谷へ。
9時30分着でこちらの終バスが15時40分と、
6時間10分以内に戻ってこないとバスが無くなってしまいます。
山頂ピストンのコースタイムが往復で10時間20分とあり、
4時間10分巻かないとダメと言う、ちょこっと日帰りにしてはハード(笑)
さて、標高差1356m参りますか。
徳ちゃん新道を延々と登って新道分岐に到着。
この辺りから残雪がちらほら。
チェーンスパイク持参でしたが、はめるには至らず。
破風山との分岐に到着。
木賊山の標識が割れてました。
甲武信小屋は無人君でした。
バッチを500円で購入。
支払いは箱に入れる・・と言うか、詳しくは述べませんが、
こんな商売が成り立つのは日本のみでしょうね(笑)
雪化粧した富士山。
ちょうどこの日の午前中に2名が9合目で滑落死されたそうで、
そんな最中とはつゆ知らず、ただ綺麗だなぁ・・・と感じていました。
4時間20分で登頂出来ました。
と言う事は、1時間50分で下山しないと西沢渓谷の最終バスに
乗れない計算になります。
登りで1時間50分巻けたのですが、下りで2時間20分巻く必要があり、
焦ってアイスバーンで滑落なんてナンセンスだと思い、
のんびりと千曲川源流コースで縦走するルートに変更しました。
快晴とまでは行かないもののなかなかの眺望です。
山頂で話した都内からお越しのソロお姉さんは、
塩山駅で乗り合いタクシーに乗って一便バスより1時間早く
西沢渓谷からスタート出来たそうです。
この方は甲武信小屋泊まりで月曜は有給を取ったそうで、
月曜は当然のように朝から仕事の私は下山せざるを得ません;;
国師ヶ岳との分岐。
千曲川のちの信濃川の水源だそうです。
美味い!
コップが汚いのはご愛敬(笑)
今回はいきなり水源でしたが、海からスタートなんてのも楽しそうですね^^
なめんなよ。
あ、そういえば靴を新調しました。
モンベルアルパインクルーザー2500です。
趣のある神社。
毛木平駐車場まで降りて来ました。
日が沈む前に登山道は終えておきたかったのでギリセーフ。
あとは林道とアスファルト道路のみです。
結局、山頂からこの先のバス停まで誰一人、車一台ともすれ違いませんでした。
日も沈み三方は山の黒い壁、道路の照明も無くあるのはハンドライト一本。
孤独を通り越した超孤独な感じでした。。
でも死ぬときはもっと怖いんだろうなぁ、などと考えていました。
梓山バス停へ到着。
17時40分の信濃川上駅行のバスに間に合いました。
次の19時10分が最終です。
本当にバス来るのか?と思うくらい暗かったのですが、
時間通りに来てくれました。
無駄に生還した感がありました(笑)
小淵沢へ出てスーパーあずさでその日のうちに自宅へ帰れました。
今回タイムが伸び悩んだのはスタート直前に朝食を必要以上に食べた、
新調した靴の調整で何度も足を止めた、雪道で足を取られた。
などが挙げられますが、単純に身体能力の不足とも言えそうです。
良い旅を!