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2018/08/20

平ヶ岳一人登山 2018年8月19日

百名山日帰り最難関と言われる平ヶ岳に登って来ました。
CT往復11時間20分、20km強の道のりに対して、
小屋ゼロ、飲料水ゼロ、テン泊禁止、エスケープルートほぼ無し
となります。登山口へのアクセスも困難な部類です。

前回の南アルプスで複数名から刺激を受け、
2日後の土日が休みと分かった時点で一つでも行きたい!となり、
畑薙ダム駐車場から聖岳登山口行のバスを取ろうと電話するも、
山小屋は空いているけどバスの予約がいっぱいと言う、
お前の席ねぇから発言を頂き😢
20kmロードをする位なら他を当たるわ!となりました。


マイカーで土曜日の11時に自宅を出発し、
道の駅ゆのたにに立ち寄りました。
ここ自体はこれってないのですが、安心感がありますね^^
そばにあったGSで給油、7で食材を買って登山口まで移動しました。


車幅の狭いトンネルを途中で抜けると言う荒業の後、
さらにフィヨルドのようなエリアを小一時間ほど運転して
ようやく鷹ノ巣登山口駐車場にたどり着きました💦


後で知りましたが、一応、秘境だそうです。


明日の下見です。


水も豊富そうだ!(超誤り😅)


車も5~6台でのんびりしてました。


狭い道幅で対向車と10台ほどすれ違いました。


7で食材を買い込みました。
10年前の私ならどんだけセレブ!って言うでしょうね(笑)


駐車場の隅で湯を沸かしてパスタを作りました。
飯豊山の経験から山中で水を無くしてはならない。
南アルプスの経験から持ちすぎて機動力が落ち過ぎてもならない。
と言う事で、地図にあった3箇所の水場で給水する事を前提に
水1ℓ丁度と、ソルティライチ500mlだけ持って行く事にしました。。。


スマホの目覚ましのスヌーズの3回目でようやく起床。
いつの間にか左右にも車が止まっていました🚙


4時過ぎにヘッドライトを付けて出発。
トイレが1つしかなく、少々ロスしました。


急登が続き、まだ3kmかい!とげんなり。


尾瀬の燧ケ岳ですね。


一か所目の水場に到着。
水場方面に少し行くも草ぼうぼうの急降下で、
いっちゃだめだ感を感じスルーしました。



2つめの水場に到着。


えっ、これは素人目に見てもアウトですね😅
水場ありきで入山してましたので、危機感がハンパ無かったです。


登り切ったところで池が現れました。
しばしばあるぱぁ~✨🌸✨って感じです。


わざわざ三角点の標識が。。


ここが最高地点だそうです。


100個も名山があればこんな所もあるのでしょう。。


三角点の所にあった標識で撮ってもらいました。


登り5時間弱と、荷物が軽いと1時間半も稼げるわけです。




水は残り500mlで、良質なのがあれば即採用したいと言う所で、
距離がかさんでも水場によってみる事に。


3箇所目の水場はギリギリ水が流れていました。
一番よさげな所でカップに汲んで飲んでみましたが、
危ない予感がしたので味見で止めておきました。
煮沸か浄水器が前提の水場だと思います。


炎天下の中、がしがし下って行きます。


尾根に分かり易い道があります。
行きは真っ暗で分かりませんでした。


入口すぐの川に到着。
ぶっちゃけ水場ゼロとお考え下さい。


一応、指標としていた夏山の13時代に下山完了。
水も何とかギリギリ持たせました。


すぐの商店にあった所で登山バッジを購入。
ご主人に早いねーと言われ、え、5~6名に抜かれたけど
そうなの?と不思議な感じでした。
追記)全然知りませんでしたが、こちらがプリンスルートの
拠点となる清四郎小屋さんでした💦💦

7km地点で歴40年なのに初めて足がつって登頂できなそうと
言っていたご婦人がいて、この山は技能は不要だけど、
体調と天候が崩れたら極めて登頂が困難な山だなと思いました。

全行程9時間程度とCTマイナス2時間でした。
前回の南アルプスとは荷物が根本的に違うのですが、
重荷を背負ってかつ早い方が真のクライマーと言えそうです。

お盆の最終日で高速を迂回しつつ20時には自宅に着けました。
尋常でなく疲れましたが、気づいたらまた山に登っているような気がします。


良い旅を!

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