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2016/12/04

赤城山一人登山 2016年12月03日

2016年最後(かな?)になる登山は赤城山にしました。

先日立山で雪崩があったりと冬季に突入した12月に
そこまで危険な所へは行きたくない。

赤城山は日本百名山の中では初級者向けと読んでいたので、
冬季用に取ってありました(笑)


地元の始発列車で列車を乗り継いでJR前橋駅下車。


程なく赤城山ビジターセンター行きの1便のバスが来ました。


てっきり赤城山ビジターセンターが登山口最寄りと思っていましたが、
手前のあかぎ広場前で登山客が下りて行ったので私も下車しました。


湖を左手に暫く行くと赤城山主峰の黒檜山への登山口に到着しました。

のっけから霜柱があって、いよいよ冬山シーズン到来だなと、
実感しました。


猫岩。


富士山は甲武信ヶ岳で見た時より雪が増えてました。


ちょうど1時間で登頂です。
8合目?辺りから残雪が凍り付いてつるっつるでした。



すいません。
視聴者っていう概念が殆どなくて私が見ているものを
そのまま動画撮影している感じです。


徒歩2分の絶景スポットに行ってみました。


おー。


おぉー。


遠いですけどいぃですね~。
ここで20名ほどが休憩やら食事をしていました。


山頂に戻って駒ヶ岳コースで下山します。



せっかく山頂でチェーンスパイクをはめたのに、
こっち側の雪は溶けていて、全くの持って来損でした。。


下ってちょろっと登って赤城駒ヶ岳へ到着。


黒檜山を振り返る。


下りが40分くらいですかね。


ビジターセンターのバス停に行ってみました。

次のバスまで1時間以上あったので、暇つぶしに資料館に入りました。


群馬のゆるキャラぐんまくん。
かわいいっちゃかわいいですけどグッズを買うには至らず。


売店でバッチを購入。

13時45分発の前橋駅行バスで遅くなる前に自宅に帰れました。

感想としては、前情報通り初心者の方におすすめの山だと思いました。
筑波山の乗り物と山頂施設がない版と言ったら乱暴でしょうか?(笑)

この時期で前回の甲武信ヶ岳の何倍もの人を見かけましたので、
それだけ人気のある山なのだとも言えそうです。

今年は初級、中級、上級向けと言われる山をまんべんなく登頂しましたが、
私そのものは登山初心者のままだと思います。

良い旅を!





2016/11/23

甲武信ヶ岳一人登山 2016年11月20日

甲武信ヶ岳は名を甲斐、武蔵、信濃の国境から取ってあり、
今で言う山梨、埼玉、長野の県境に位置します。

今回は日曜日に日帰りでちょこっと行ってこようって感じでした。


地元の始発列車で出かけ塩山駅へ。
朝もやがすごい!


一便のバスを40分待ち西沢渓谷へ。


9時30分着でこちらの終バスが15時40分と、
6時間10分以内に戻ってこないとバスが無くなってしまいます。

山頂ピストンのコースタイムが往復で10時間20分とあり、
4時間10分巻かないとダメと言う、ちょこっと日帰りにしてはハード(笑)


さて、標高差1356m参りますか。


徳ちゃん新道を延々と登って新道分岐に到着。


この辺りから残雪がちらほら。
チェーンスパイク持参でしたが、はめるには至らず。


破風山との分岐に到着。


木賊山の標識が割れてました。


甲武信小屋は無人君でした。


バッチを500円で購入。
支払いは箱に入れる・・と言うか、詳しくは述べませんが、
こんな商売が成り立つのは日本のみでしょうね(笑)


雪化粧した富士山。
ちょうどこの日の午前中に2名が9合目で滑落死されたそうで、
そんな最中とはつゆ知らず、ただ綺麗だなぁ・・・と感じていました。


4時間20分で登頂出来ました。
と言う事は、1時間50分で下山しないと西沢渓谷の最終バスに
乗れない計算になります。

登りで1時間50分巻けたのですが、下りで2時間20分巻く必要があり、
焦ってアイスバーンで滑落なんてナンセンスだと思い、
のんびりと千曲川源流コースで縦走するルートに変更しました。



快晴とまでは行かないもののなかなかの眺望です。

山頂で話した都内からお越しのソロお姉さんは、
塩山駅で乗り合いタクシーに乗って一便バスより1時間早く
西沢渓谷からスタート出来たそうです。

この方は甲武信小屋泊まりで月曜は有給を取ったそうで、
月曜は当然のように朝から仕事の私は下山せざるを得ません;;


国師ヶ岳との分岐。


千曲川のちの信濃川の水源だそうです。



美味い!
コップが汚いのはご愛敬(笑)



今回はいきなり水源でしたが、海からスタートなんてのも楽しそうですね^^


なめんなよ。


あ、そういえば靴を新調しました。
モンベルアルパインクルーザー2500です。


趣のある神社。


毛木平駐車場まで降りて来ました。

日が沈む前に登山道は終えておきたかったのでギリセーフ。
あとは林道とアスファルト道路のみです。

結局、山頂からこの先のバス停まで誰一人、車一台ともすれ違いませんでした。
日も沈み三方は山の黒い壁、道路の照明も無くあるのはハンドライト一本。
孤独を通り越した超孤独な感じでした。。
でも死ぬときはもっと怖いんだろうなぁ、などと考えていました。


梓山バス停へ到着。


17時40分の信濃川上駅行のバスに間に合いました。
次の19時10分が最終です。

本当にバス来るのか?と思うくらい暗かったのですが、
時間通りに来てくれました。


無駄に生還した感がありました(笑)


小淵沢へ出てスーパーあずさでその日のうちに自宅へ帰れました。

今回タイムが伸び悩んだのはスタート直前に朝食を必要以上に食べた、
新調した靴の調整で何度も足を止めた、雪道で足を取られた。
などが挙げられますが、単純に身体能力の不足とも言えそうです。

良い旅を!





2016/10/10

剱・立山一人登山 2016年10月8-9日

最初に断っておきますが、剱岳登頂は断念しました。
主な原因は天候不良です。


金曜の仕事の後に毎日あるぺん号に乗り込みました。
お金を払って東京で「お願いしま~す」と言ってバスに乗り込み、
一寝入りしたら富山県の室堂に着いちゃいます。


昔の人が黒部立山アルペンルートを作るのに大変な苦労をしたと
何度か聞いてますので、当事者がこれに乗ったら何を思うんだろう?
なんて考えていました。


富山市の方から登って行って、有料道路のゲートが開く7時に合わせて
通過します。

8時前には室堂に到着しました。


前日にコンビニで買った朝食を食べました。

室堂は基本的に何でも売っている感じで、観光客でごった返していました。
装備から本当に登山をする人は20人に1人いるかいないかって感じでした。。

階段を上って広場に出るとバス降車時には止んでいた雨が降っていました。


上半身はフリースの上にレイン、スパッツに防水手袋も装着しました。


わき水を頂く。
この日の環境と行程から1リットルで十分。


池だろうが山だろうがずっとガス又は雨。。。


雷鳥沢キャンプ場を通過。


剱御前小屋を通過。
この辺りから身の危険を感じるほどの強風が吹き出しました。


山小屋は軒並み今週で終了。
登頂ベースとなる剣山荘もこの日が最終日でした。

剣山荘直通ルートを数百メートル行くも強風から危険と判断し、
いったん高度を下げる剱沢ルートに変更しました。


だれ?


剱沢小屋もこの日で閉鎖。
営業している小屋があるかないかで難度が一変します。


13時前に剣山荘に到着。



この小屋も相当力入ってますね。
燕山荘も感動しましたが、この場所でこのサービスには脱帽です。


Tシャツとバッチ、飲み物を購入。
あと夕食と翌日晴れたら朝食前に出たかったので弁当を頼みました。

部屋はドミの大部屋で結局5名でガラガラでした。
この日のお客は全部で17名だったそうです。

呑みながら部屋の方とあーだこーだとくっちゃべっているうちに
あっという間に17時30分の夕食の時間になってしまいました。


私としたことが、夕食を撮影するのを忘れてしまいました。
メインがハンバーグで美味しかったのは覚えています。

その後もダイニングで部屋の方々と山話をしているうちに
22時を回っていました。

8時間も赤の他人達と話していてほぼストレスフリーと言う、
日常生活には存在しない束の間の居場所感が得られました。


翌朝は4時前に起きるも暴風雨は昨日より悪化していました。


ダイニングでお弁当を食べました。

ここで天候不良、自身の経験、能力、小屋の閉鎖などから
今回の剱岳登頂断念を決めました。


そうと決まればさっさと次へ行こうと空が明らむのを見計らって
一番に下山を開始しました。

ここから部屋で一緒だった男性と行動を共にすることになります。


剱沢ルートで下ります。
一か所増水で通常ルートが危険だったので迂回しました。


剱御前は昨日ほどの風は吹いていませんでした。


雷鳥沢の川も増水して緊張を強いられます。

ここで風が思ったほどではなかったのと天候が回復していく
と言う情報があったので、室堂へ下山すると言う同行者の
方とは別れて、私は立山に向かう事にしました。


静岡出身でホームは富士山、今は富山に出張で来ている方でした。
早月尾根ルートでは剱を何度か登頂されていて、
面倒見の良い方でした。


悪天から暫く迷った挙句、大走りルートにしました。


実が綺麗。



中古で買った2代目のSONYデジカメは使用数回にして、
既に動作がおかしいです。。


この子はしばらく道案内をしてくれました。
ほんとライチョウには癒されます。


進むうちに再び暴風雨となり別の登山者もおらず、
ミスれない恐怖と共にこっちは絶対に行ってやると
言う意志も持ち合わせていました。


大走りを登り切り撮影をしようと右の手袋を外した
瞬間に雨風から一瞬で右手の熱が奪われて行くのを感じ、
油断したら立山に命ごと吸い取られてしまう、、と恐怖しました。


富士の折立のパネル。
どれがそれにあたるのか分からずじまいでした。


大汝山休憩所は冬季閉鎖されていました。

荷物をデポして上に行ってみるもカメラをリュックに忘れて来てしまい、
もう一往復する気力もありませんでした。


一応下にあった看板だけ撮影。


富士の折立、大汝山、雄山で立山三山と言うそうで、
一般的にはこの雄山に登って立山登山となるようです。
こちらの建屋も既に冬季閉鎖となっていました。


一の越まで下って来ました。
下りも暴風雨で散々でした。


室堂に帰って来ました。
相変わらず観光客がうじゃうじゃいました。

帰りは黒部立山アルペンルートで行ってみる事にしました。
乗るのは初めてでワクワク感がありました。


信濃大町行の切符は無いそうで、扇沢行きを買いました。


これがあのトローリー!オー!でお馴染みの
トローリーバスです。


ま、まぁバスですよね。
中国人が大量に乗っていました。


大観峰からロープウェイに乗ります。


ようやっと晴れてきた。


続いてケーブルカーで黒部ダムへ。


虹、でてますね。


再びトローリーで扇沢へ。


上のレールで走ってるのでトローリーなんでしょうね。


扇沢からは路線バスで信濃大町へ。


これで黒部立山アルペンルート踏破となります。
やはり一番危ないのはトローリー辺りでした。

今回は剱岳の下見と立山登山とプチ観光って感じでした。
剱岳はもったいないのでまた来年に取っておくことにします(笑)


良い旅を。