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2015/08/17

常念岳一人登山 2015年8月13日

夜から雨風が強くなりました。
例のポールのプラ折れが気になりましたが、何とか一晩しのげました。

前の晩の情報から今日は朝からずっと雨とあったので、
ご来光はあっさり諦め、雨が小降りの間に好機と速攻でテントを撤収しました。


燕山荘のフロントでバスの時刻表を見せてもらいました。


この時5時で、3時間30分以内に下山出来れば1便に乗れる計算となります。


雨でめんどくさかったので朝食は無しで出発です。


鎖場はやっぱり撮影しちゃいますね^^


合戦小屋は人はいましたが、スイカ屋はまだやってませんでした。


ミッションコンプリート。

標準タイムマイナス1時間で行けました。
すれ違い渋滞がなければもっと縮められたと思います。

中房温泉が8時からオープンとあったので少し待って、
ひとっ風呂浴びて8時30分の1便バスに乗れました。



穂高駅に到着。


バスと列車の接続は特になく1時間待ちでした。

待合室ではソロ登山の女性の方としゃべって暇をつぶしました。
この方は小屋泊で一ノ沢-常念岳-燕岳で降りて来たそうです。
私の荷物が全部込みで13kgと言ったらそんなに軽いのなら
私もテン泊やってみようかしらとか言ってました。

確かに昔の登山テン泊は20kg以上が当たり前だったそうですが、
今は道具類も小型、軽量化と進化したようです。
今回も食糧が600gほど余ったので、まだ改善出来そうです。


松本駅へ到着。



次の列車まで1時間ほどあったので雷鳥の里と日本酒を購入。

夕方に自宅着で終了です。


今回はテントを持っている事で、最悪ここをキャンプ地とする!が
出来ますので、精神的な積極性が増しました。

最初は荷物の重さに耐え続けられるか?と思いましたが、
結果4日間程度なら問題ないと確認が取れました。

あと、登山で珍しく筋肉痛がほとんどありませんでした。
これは重い荷物を背負っている為、瞬発系の無駄な筋肉を使わなかった
からなのかな?と思います。

今回の動機の一つとして、初心者でテント泊セットを買って、
中房から燕岳に登って泊まって下山したと言う方がいて、
その後、足がつりっぱなしになって病院に行ったと言っていました。
実際の所どうなのか?と疑問に思ってたのですが、
結局のところ「個人差があるので、無理は禁物」の一言に尽きると思いました。

国内登山の中核となる北アルプスの中級コースがソロテン泊で
クリア出来たと言うことは今後の自信に繋がりました。

良い旅を!
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体重:65.5kg
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★装備

・ 出発時身に着けていた物 (装備重量からは省きます)

ネルシャツ、Tシャツ、パンツ、トランクス、靴下、ブレスレット
財布、スマートフォン、方位磁石、目薬
シューズ(mont-bell アルパインクルーザー2000)
時計(SUNNT CORE ALL BLACK)
ライト(LED LENSER P3 RFS P)
ナイフ(VICTORINOX クラシック)


・ 出発時ザックに入っていた物 (装備重量)

宿泊
ザック+レインカバー(MILLET KHUMBU 65+10) 2300g
テント一式(NEMO TANI LS 2P) 2007g
シュラフ(mont-bell ダウンハガー800#3) 600g
マット(mont-bell ULコンフォートシステムパッド90) 330g
ピロー(mont-bell ULコンフォートシステムピロー) 90g
宿泊合計5327g

水、食料
水2ℓ、アルファ米5食、ラーメン1食、パスタ2食ドライフード6種、チーカマ4本
グラノーラ1パックミックスナッツ少量アーモンド-レーズンチョコ豆少量
あさげ×2、コーンスープ×2コーヒー×3青汁、ウィスキー500ml
水、食料約4000g

クッカー類
ハイドレーション(platypus BIG ZIP3ℓ)  270g
クッカー(snow peak チタントレック900) 175g
マグカップ(snow peak チタンダブルマグ450) 118g
バーナー(OUTAIR DXモバイルバーナー) 180g
ガス(イワタニプリムスNORMAL GAS250G) 250g
クッカー類合計993g

衣類
レインジャケット(mont-bell トレントフライヤーXL) 215g
レインパンツ(BAILESSゴアテックスレインパンツM) 300g
ダウンジャケット(mont-bell EXライトダウンジャケット) 150g
防水グローブネックウォーマー 200g
サンダル 150g
Tシャツ、トランクス、靴下、タオル、衣類圧縮袋 350g
衣類合計1365g


ストック(mont-bell アルパインポール アンチショック×2) 584g
山と高原地図/槍ヶ岳・穂高岳/昭文社 100g
ポケット&ウエットティッシュ、耳栓、単四電池×2、スマホバッテリー 500g
タバコ1箱ライター、携帯灰皿、ガム 50g
他合計1234g


装備重量合計 12919g ≒ 【12.9kg】

は今回全く使わなかった物、黄色は余った物です。


改善策としては、同じ山行で食料をぴったり持っていくとマイナス600g、
ガスも250g新品が半分以上余ったので110gで代用するとマイナス140g、
ピローは結局ザックを枕にしてましたのでいらないかもでマイナス90g、
衣類、他の赤黄はたまたま使わなかっただけで不要な物ではないです。
ストックをカーボン製にするとマイナス200g、
ザックを50ℓにしたらマイナス500g、余裕が全く無くなりますけどね。
テントを1型にするとマイナス500gだけど経験上、2型が良いです。

仮に全部やるとマイナス2030gで11kg弱まで削れますね。
さらに水と酒をすべて現地調達でまかなうとするなら8.5kgとなります。
そこまでやる必要があるのか?と言うと、無いと思います(笑)

別のサイトでは自身の体重の1/5までの重さが苦痛でなく運べる量と
書いてありましたので、私は体重65kgで荷が13kg以下となります。
今回はセーフと言うことで、今後もこの値は見ていこうと思いました。



余った食料。

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