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2014/08/14

北岳一人登山 2014年08月12日

このブログだけの方はお久しぶりです。
今回は日本で富士山の次に標高の高い山(3193m)である北岳に行ってみました。
登山経験は国内の初級の山をいくつか登ったことがある程度です。

手始めに青春18きっぷを用いて8月11日の最終列車で甲府入りしました。
24時ちょっと前に到着し、登山口である広河原行きのバスが午前3時に出るので
2時まで最寄りのファミレスで時間をつぶしました。

昔似たような所で働いていたので要領は得ています。

2時過ぎに駅前のバス停に行くとすでに10名以上の方が並んでいました。
私も列に並び、発車間際には後ろにさらに20名ほどが並びました。
もっと空いている予想でしたが、前日のバスが台風11号の影響で
ストップしていた影響かもしれません。

バスは複数台同時出発で、立ち乗りの方は無いように調整されていました。
またネットでは途中で乗り換えると記載がありましたが実際は直行でした。

バスは6時過ぎに広河原に到着しました。
台風一過を期待したのですが到着時から雨が降っていました。
吊り橋を渡った所からスタート。
登山口が標高1520mですので山頂まで1673mを一気に駆け登ります。

暫く歩くと大樺沢と草スベリコースの分岐点に到着しました。
この時点では草スベリは草の中を歩き雨なので滑りまくると
勘違いしており、大樺沢コースに進みました。

大樺沢コースは川沿いを歩きながら高度を上げて行きます。

こちらは2つ目の鉄製の橋。
1つ目が若干分かり辛かったので注意。


この辺りから動き続けていても寒いと感じるようになりました。


雪渓の右側をある程度登った所で両股コースの分岐点に到着。
私は右俣コースへ。

延々と登って草スベリ(御池小屋)コースと合流。

尾根に出た後は雨風も強まり体温が奪われ続けました。
北岳遭難死者の死因のトップが凍死なのも頷けます。


予約していた肩の小屋さんは素泊まり4000円で寝具1000円も頼みました。
この時点で悪天の為、当日の登頂は断念しました。


水が1ℓ100円。

単品メニューはこんな感じ。




山小屋で知り合った初老の男性2名に招かれウィスキーとつまみを頂きました。
大阪からおこしの方の自作の肉みそは絶品でした。
こういう所で出会うので当然かもしれませんが、人としてあらかたの事を
やりましたと言った安定感のようなものを感じました。



下から持ってきたクッカーでレトルトのカレーライスを作成。
バーナーは体を温めたり物を乾かせたりと持って行って大正解でした。

スペースは1人1畳あるかないかで立つと天井にぶつかってしまいます。
隣のお兄さんは横浜からソロで南アルプス縦走との事でした。

この方もそうでしたが悪天でテント泊から小屋泊に切り替える方が大勢いました。
暴風雨は収まる気配も無く、凄い音でなかなか寝付く事が出来ませんでした、、、

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